O-Parts

131

ディガ国王は激怒した。
第4王姫のティダがディガ国王の決めた婚約者を拒み、
貴族の男と駆け落ちしたあげく、その男の子を妊娠したのだ。
ディガ国王はその貴族の男を三日三晩逆さ釣りにして殺し、
さらにその一族を火炙りにして根こそぎ潰してしまったのだ。
しかもガディ国王の怒りはそれでも治まらず、
実の娘であるティダを丸裸にひん剥いて、
膨らみかけの腹を突き出すように滑車に張り付けると、
街中を引き回し、その姿を曝しものにしたのである。
おそるべきはその後だ。大広場で行われた公開刑罰は
身の毛もよだつものである。
脳が衰退し体の骨が曲がっていく奇病の
末期症状にある犬たちに、無理矢理ティダを犯させたのである。
性交渉で感染することが分かっていながら
ディガ国王はそのショーを一週間行い、国民全員に見ることを義務付けた。

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亀子の産卵。
亀子は今日もクラスの男子にオモチャにされてます。
最近は先輩後輩も関係なく学校中の男子生徒に種付けされ、
一回に産み落とす卵の量も増えて来たようです。
そんな亀子も恋をします。同じクラスでサッカー部の
スメラギくんです。スメラギくんは二枚目で女子に人気の的。
でも今、彼女はいないそうです。それに良くも悪くも特別扱い
されることの多い亀子でしたが、スメラギくんは只の
クラスメートとして普通に接してくれるのが、なんだか嬉しく
気が付くけばスメラギくんのことばかり考えてます。
そんなある時、階段の踊り場で輪姦されてるところを
スメラギくんに見つかってしまいます。亀子は思わず真っ赤に
なって潤んだ目のままスメラギくんの名前を呟いてしまいます。
「え? 何? 亀子のくせにスメラギが好きなの?」
「おーい、スメラギ御指名だぜ、一発やってれよ」
「おまえの卵が産みたいってよー」
ひやかしながら亀子に中出しする男子たち。
亀子は恥ずかしくて消えてしまいたくなります。
「…オレはいい」
そういって眉間に皺をよせながら立ち去るスメラギくん。
「あーあ、亀子ちゃんフラレちゃったねぇ」
「ま、妄想の中だけでもスメラギに犯られてな」
と泣いてる亀子に追い討ちをかけるように妊娠させます。
でも実はちっとも失恋してなかったのですが、
それはまた次回のおはなしです。

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いじめっこの竹下さんを今日も調教しました。

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貧民街で生まれたシッサは幼くして物乞いをし暮らしていた。
しかし物乞いのテリトリーを誤って侵犯し、
娼館の裏でリンチに会いそうになっていたときだ、
そこに車が突っ込んできて、窮地を救われる。
気が付いたシッサは生まれて始めてフカフカのベッドにいた。
車を運転していた青年はルイという名で育ちの良さが滲んでいる。
シッサは少しおびえながら礼を言うと、ホッとしたのか泣き出してしまう。
ルイは優しくシッサの頭を撫でて、側にいてくれないかと告げた。
ルイは階級意識に個室した両親たちと決別し、この古い邸宅ひとつを
もぎとってたった独り、小説を書きながら暮らしていたのだ。
シッサはメイドとなってルイの身の回りの世話をすることになり、
ふたりきりの生活がスタートした。ふたりとも不器用で、
右も左もわからず、楽しい時を過ごしていくと、
あっという間に恋に落ちていったのだった。
しかし、シッサは卑しい生まれの自分を恥じて想いを伝えることができない。
求められるなら喜んでこの身を捧げようという覚悟はできていたのに。
ルイもまたシッサを慕っていたが、まだ子供の彼女に欲望をぶつければ、
今までこの少女を傷つけてきた者たちと変わらないじゃないかと
やはり想いを押し殺し、お互いがお互いを欲して自慰にふける
痛々しい関係が続いたが、1年の時をへて、ついに結ばれる。
シッサはルイと繋がっただけで全身に電撃のような快感が走り、
軽くイッてしまう。その後の突き上げの度に達し続け、
やがてルイの絶頂が近いことを悟ると、必死に肉欲に抗って
彼を体内から引き抜こうとする。しかし、体がいうことをきかない。
膣がきゅんきゅんと絞まって、子宮が愛する主人の種子を
欲して欲して、その願望があまりに強烈で、力が入らないのだ。
シッサはキケン日だった。もし今日ルイがこのまま絶頂したら
ルイは貧民の子の父親という汚点を残してしまう。
このままではルイも出来た赤ちゃんも不幸にしてしまう。
でも、でも!
シッサは情欲に屈し、根元深くまで主人を自らに埋めると、
たっぷりねっとり赤ん坊の素を打ち込まれてしまった。
理性の箍が完全に外れ、あとはもう毎晩のように
中出しをねだり、内側に射精される都度イきつづけるのだった。

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容姿端麗、頭脳明晰、反射神経の高さのど、アイドルの最高傑作を
生み出そうというコンセプトで誕生したのが『ときめきスター事務所』だ。
毎年、優秀なアイドルのタマゴたちが厳しいレッスンを行っている。
しかし、そんな美少女たちの中にもオチコボレはいた。
毎年デビューする10人と違って、営倉に送られ再教育される者も毎年10人いる。
営巣教育は過酷を極めた。まず地下100階『コキュートス牢害』に隔離され、
身ぐるみ剥がされる。名前は抹消、番号で呼ばれ、餌も排泄も定時に行わないと
粛正の対象となった。何をされても「ありがとうございます」と言わされ、
獄の壁から壁へ伸びる鉄の棒に両手を括られての生活を強いられた。
それでも喜べという命令がきけないオチコボレには特別教育が始まる。
ジャミーズ人造人間に失敗した性欲ばかりが増長する怪物共と同じ檻に幽閉し、
連日連夜強姦と輪姦を繰り返し、その都度「熱い精液をありがとうございます」
「好きな時、好きなだけ、好きな場所を犯して下さい」
「嫌がっても、孕んでも、気にせずレイプして下さい」
と何度も何度も言わされる。それでも台詞に気持ちがこもらなければ、
今度は精子を吸収し多くの遺伝情報を受け継いで適応能力の高い成虫になろうとする
パラサイトを子宮に殖え付けることになる。
パラサイトは定期的に複数種の精子を得られなければ、
性交回数の多い他の動物に移るため、宿主の腹を喰いやぶって出てくる。
それをさけるためには、一日一回は異種の射精を子宮に受け、
パラサイトを10ヶ月大切に育てて、きちんと産んでやること。
そうすれば腹を喰いやぶられる心配はない。
これで調教中のアイドルは命懸けで中出しをねだるようになる。
ケダモノもバケモノ、見るもおぞましい畸形動物も。
同じコキュートスを徘徊する繁殖期のオスたちに向かって
我先にアイドル美少女たちが犯して下さいと嘆願する様はまさに地獄絵図。
7ヶ月を過ぎるとポッテリと下腹部が膨らみ、パラサイトが射精を受ける度に
喜々として踊り狂うので、少女たちは何度もその快感に絶頂した。
パラサイトが育てば育つほど全身に走る快感は電撃のように増して、
レイプされながら怪物の腹が少女の膨らんだおなかを
びたん!びたん!打ち付けるたんび、パラサイトが暴れて
子宮壁をがむしゃらに攻めるので、これまたエクスタシーに達する。
そうこうして千回ほど授精をキめたれたパラサイトは
出産時、この世の体験とは思えないほどの苦痛と快楽を味わうほどになり、
少女の5人に1人は堪えられず廃人になるという。
再教育が終わったアイドルのタマゴたちは
東京武道館のコンサートホール地下特設ステージに集まった
童貞アイドルおたくたちに、ネット上24時間ライプ中継でレイプされる。
ラストは感動の出産シーンで地上復帰できるのだが、
おたくファンの中には、もっと長く楽しみたくてわざと
腹を殴る蹴るの暴行にて流産させ、再び妊娠するまでまたレイプが続く。
20才を過ぎるまでに復帰できなければ、見せ物小屋で
奇形者や被爆者や伝染病患者などの赤ん坊を産んで観せる仕事に回される。
アイドルとは虚像であり、実体であってはならない
というのがときめきスター事務所のポリシーだ。

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こんばんは。ラジオネームニャラルト鉄子です。
最近、薬無しでどんな動物相手でも妊娠できる肉体を手に入れました。
高校3年生になって、恋に悩んだり進路に悩んだりする年頃のはずですが、
私は相変わらず無茶な生き物オナニーの研究を自らに人体実験で至高しています。
でも、折角発見した新しい反応や結果報告があっても、とても公にできる
ものではありませんし、活かされることのない成果に悶々としていました。
インターネットの力って偉大ですね。
私、アングラ系のブログでそれとなく話を振ってみたんです。
そうしたら思いのほか反響がありまして、メル友ってゆーんですか?
私に興味を抱いた人とメールでいろんなお話をするようになりました。
そこで私、ニャラルト鉄子の実技講習会を開くことにいたしました。
場所と日時はなぞなぞ形式にして送信。
とある海岸、侵入禁止の冊向こうに海水の流れ込んでくる洞穴があるんです。
そこに夜8時、来る皆さんには、最低一週間は禁欲して来て下さいと伝えました。
そして当日。なんと14人もの男の人たちが集い、
下は16才、上は48才まで千差万別。
会社員や学生、小説家、生物学者、ニート、役者、バンドマン、弁護士、
アメリカ人の方もいればお医者さんや警察官までいらっしゃいました。
この洞窟は一度海に潜らないと来れないので、みんな水着だったのですが、
私が既にすっぽんぽんなのを確認すると、皆さんもすっぽんぽんになりました。
そこで、最初は種付けですと皆さんに告げると、私は寝そべってM字開脚。
お医者さんと弁護士さんはちょっと抵抗していましたが、
一通り14人の膣内射精を受けると、あそこをテープで止めて、
私はしっかり妊娠するように屈強なアメリカ人の方に足を持って
逆さまにされて腰をシェイクしてもらいました。
これから妊娠4ヶ月後、皆さんには、妊娠中の私のお腹に入れたい生物を
持参してきて下さい。お一人いくつでも結構です。
いいですか、この赤ちゃんのお父さんは皆さんです。
それを自覚して、なるべく刺激的な生き物を連れて来て下さいね。
ニャラルト鉄子の実技講習会には14人全員が参加しました。
久しぶりに来ると、学生さんとニートさんと役者さんが中心になって、
洞窟内をエキゾチックに演出してました。
簀の子とポリ容器を並べて至る所にランプを称え、
ギーガーやベクシンスキーのようなグロテスクな絵画が列び、
どうやらバンドマンさんの趣味なのか、ロウソクやドクロのオブジェ、
チェーンやクロスがチャリチャリとかけられています。
役者さんが芝居のセットから失敬してきたという玉座まであり、
なんだか本格的になってきてしまいました。
良い具合に膨らみを帯びた腹部を皆まじまじと見ています。
学生さんだけは気まずそうにチラ見していたので、私は
「ほーら、お父さんでちゅよ〜♪」と学生さんの顔半分に
お腹を押し当ててリラックスさせようとしました。
「どうですか?」「あの…や、やわらかくて、気持ち良いです」
すると他の皆さんも自分の子を触らせてくれと
おなかを撫でたり舐めたり顔を押し付けたりしてきます。
「さ、愛情が湧いてきたところで始めましょう」
私は玉座に座って、順繰りに持参してきた生物の説明を聞きました。
すぐに入れてしまうより、各々の選んだ趣向を知っておいたほうが
より一層興奮すると思ったからです。
裏山で必死に集めてきたオバケミミズ。活きのイイ特大のミル貝。
孵化寸前のバッタモドキのサナギ。ヤツメドジョウ。頭が二つある蛇。
イソギンチャクを背負ったウミウシの一種。粘菌。アオリイカ。
日常的なものから専門的なものまで14種類系22匹の生物たち。
これからその全部がここに入るのだ。
私は考えただけで軽くイきそうになった。
すると学生さんが急にやめようと言いだします。
「僕調べたんです。ここまで育って堕ろしたら、それは殺人になるって
この赤ん坊は皆で責任持って育てるべきじゃないでしょうか」
私は言いました。「この赤ちゃんはね、今ここにいる生物たちの生け贄として
この世に生を受けたの。ううん、この生物だってそう。もし赤ちゃんが
欲しいならこれから何度でも出産してあげるよ」
でも学生さんはミミズは入れないと言ってすっかり引いてしまいました。
そこで、あとの13人を対象に実技講習会の開幕です。
まず、妊娠中の子宮へ生物を挿入するコツから説明しました。
破水してからはテンポとタイミング。膣痙攣の周期なども計算しなくてはいけません。
力ずくで入れようとしても上手くいかず、そもそも異物は外に出るよう
設計されている部分なので、そこを考慮しながら飲み込ませる感じで行う。
羊水がたっぷり入ってる状態は生物を実感する感覚を鈍らせるので
少ない方がいいが、少なすぎても次を入れにくくなる。
私は右手を弁護士さんに、左手を会社員さんに、
右足をアメイカ人さんに、左足を役者さんに押さえてもらい。
生物の挿入作業はお医者さんにやってもらいました。
最初に小型もモノから入れていき、私が凄い声で悶絶するので、
学生さんと弁護士さんは震え上がって直視できないようです。
生物学者さんが手際よくお医者さんに入れ易い形で生物をタッチ。
これは、生物たちに短時間で切れる麻酔をしたおかげでスムーズだったんだと思います。
瞳孔が開くか歯がぐらぐらになるか、過去にもこれだけ多くの異種を詰め込んだことは
ありません。普段なら精神も肉体も無理と判断してストップしてしまいますが、
今日は容赦のない男の人たちがやっています。途中取り止めはありません。
最後に双頭の蛇が入った所で警察官さんが持って来たアソコに栓をして
ベルトで固定する拘束具をセット。完成です。
脳みそが悲鳴を上げてます。
除々に生物たちも麻酔も切れ、動きが活発化し
まさに胎内百鬼夜行。全身がぶるぶると痙攣し眼球がぐりぐり回転して、
全身の血流が逆行していくような感覚。灼熱のようで極寒のようで、
もこもこぐにぐにと内部から変形する腹を眺める父親たちは、
言い様もない背徳感と罪悪感に苛まれて自慰行為を始めました。
「う、う、ぅえ、あ、これより、、ニャ、鉄子の、じつ、ぎ講習会を、始め、、す」
玉座に座り、死にそうな形相で講議を行います。
「い、今、丁度、おへおへその、裏っかわに、、いるのが、、
このチクチクする感じからして、、アメノイソセオイです。
さ、触ってみて下さい、、おなかの肉越しだから、、大丈夫ですよ」
急激に子宮口を噛み引っ張る不届き者を感じ、玉座の背に後頭部を
がっつんがっつん打ち付けてしまいました。続いて膣の中で
生物同士が捕食を始め、その断末魔がヒダの粘膜を通して伝達され、
粘菌が卵管をよじ登ってさらに侵入してはならない聖域へ殴り込みをかけてます。
「い、ぎゃぁぁああっ!、、ぎぎご、ご、、」
自分のどこからこんな声が出てくるのか、私は気絶しないように必死に
胎内の生物がどうなっているかを実況し、さらに、歪んで波打つお腹を
踏んだり揉んだりされながら、他の皆さんからも中の状況を実況されました。
全身精液まみれになって数えきれないほど絶頂し、
赤ちゃんがいなくなってしまったことをボンヤリ悟りながら気を失ってしまったのです。
それから一週間、外に復帰できるようお医者さんを始め皆さん人力してもらい。
若干おなかのお肉はたるんでるものの、私は洞穴から生還することができました。
ホームページ作ったのでよろしければ遊びに来て下さいね。
東京ガラパゴス
それではまた素敵な夜にお会いしましょう。

137

がお

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山田 良子は教科書通り生きて来た。
学級委員も努めてこなし、成績はクラスで一番だった。
誰より早く登校し、教師たちからの信頼も厚く、
礼儀正しく、潔癖で、異性交遊もなく、
勉強もせず渋谷をうろつくような同級生を軽蔑さえしていた。
彼女は真面目一筋に生きて来たのだ。
受験に失敗するまでは…。
勤勉さに過信していた良子のプライドは
あっけなく崩壊し、自分の存在理由を失ってしまっていた。
そして、行方不明になったのである。
…そこは、
暗く日当たりの悪いビルディングの一角に佇んだ木造の物件。
良子はそこで飼われていた。
いや、正確には、飼ってもらっていた。
失踪の十日前、良子はネットを通してメッセージを送っていたのだ。
30歳以上で童貞の方。私を飼ってくれませんかと。
集まった童貞たち8人は、月2万づつ持ち寄って、
ここで良子を飼うことに乗った。
良子の望みはこうだった。
学歴も人柄も関係ない、野性的世界で
生物のメスとして人生を全うしたいというものだ。
子供を産みたい。
子供が欲しいのではなく、ただ増やしたい。
孕ませ続けてほしいというのが願いだった。
8人は良子で童貞を卒業し、その後も気が向くと犯してやった。
良子とのSEXは面白い。
講議が付くのである。
「膣は、粘膜をたぐり寄せ、たくさんのひだ状になっているので、
非常に伸び縮みしやすく、生理用品のタンポンの大きさから、出産の時には
赤ちゃんの大きさまでいろいろな形に対応できます。
ふだんは、膣の周りの筋肉や脂肪によりゴムホースを押しつぶしたように
内壁はくっついています。そのすきまを、子宮から生理のときは月経血や、
おりものが流れて、膣口に開いている穴から流れ出します。
性的に興奮すると、内壁からたくさんの粘性のある分泌液が分泌され、
膣内はこのようにヌルヌルとした状態になります。
分泌液の量は人それぞれで、少し湿る程度の人から、膣口からあふれ出てくる場合もあります。
セックスのとき、男性の陰茎(いんけい)と膣の内壁はこすれあいます。
ヌルヌルの分泌液が分泌されるおかげで男女とも痛みなくスムーズにセックスができます。
ヌルヌルになってないと、セックスのとき女性は非常に痛く、男性も挿入しにくくなります。
性的な興奮が高まると、膣は陰茎を包み込むように締まり、
男性の性的興奮を高め、射精を促すようになります。
あ、あ、あう!
ぅぅぅううぅ…んふぅぅ〜
どくどく子宮に精液が打ち込まれてますね…
また、先ほどの締まりは、膣からの分泌液は膣内をアルカリ性の状態に変化させ、
射精後の精子を活発に行動させるようになり、
妊娠の可能性が高まります。
性的に興奮すると、子宮が腹部の方へ引き上げられ、
子宮口の周りの膣円蓋(ちつえんがい)は、膨らみ空洞部が広がります。
この空洞部に射精された精液がたまり、すぐに膣の外へ流れていくのを防ぐと同時に、
子宮口が精液に浸される状態になり精子が子宮の方へ移動し、
受精の機会を高めます」
然るに良子は妊娠し続ける人生が始まったのです。

109

東雲 九蓮(シノノメ クレン)は榮涼中学の二年生。
校内新聞でも話題になるほどのハンサムボーイだった。
厳格な裁判官の父と医学博士号を持つ母の間に生まれた
才家の御坊ちゃん。書道では全国で受賞経験を持ち。
責任感を買われ、投票により風紀委員長に選ばれる。
スポーツの面でも成績はあかるい。
クールな外見と丁寧な挨拶で教師からの受けも良く、
先輩相手に生意気な口のひとつもきいたが、
築き上げてきた信頼を背景に反論させなかったほどだ。
完璧に思えた学園生活。しかし、事件は起きる。
生徒から一時的に没収したゲームグッズや雑誌類に
混ざり誤って女生徒のスクール水着の入った
可愛らしいポーチを手にしてしまったのである。
せめてプールの時間の前に気が付いていれば対処の
しようもあったのかもしれない。事は荒立って
誰かが盗んだと学級問題にまで広がってしまう。
いまさら言い出すこともできず、自分のプライドを
守って、事故である弁解をせず、九蓮は黙殺した。
それが瓦解の始まりだった。
九蓮が誤って水着を手にしている場面を見ていた者がいたのだ。
それは、九蓮に憧れを抱いていたオタク少女。
少女は自分ではどうやったって九蓮に振り向いて
もらえないだろうと半ば諦めストーカーのような
状況になっていたが、この目撃によりドス黒い感情が湧き上がる。
オタク少女は九蓮を揺すった。
「ごめんなさい。そんなつもりなかったんですけど…
見ちゃったんです。でも私は九蓮君のこと好きだから
ナイショにしておいてあげます。そのかわりに
九蓮君の写真を撮らせて下さい。家で待ってます」
九蓮が少女の家に行くとそこにはアニメキャラの
コスチュームが林立。少女はこれを九蓮に着るよう
お願いしたが、もちろん九蓮は嫌がった。
だが、少女の脅迫にも近い話術で徐々に神経を擦り減らせ、
今回だけだからとしぶしぶコスプレを行う。
それは一着に止まらず、3着、4着、あまつさえ
女性用のミニスカートまで履かされる始末だ。
こうして九蓮は易々と水着以上のネタを握らせてしまうのである。
「九蓮君、今日はネコミミでお願いしますね」
少女の願望はやがて女装させる方向へ集束に流れていき、
さらに下着まで女物の着用を命じてきた。
学校では真面目でクールで通っている九蓮が
携帯ひとつで呼び出しを受け、恥辱に耐えながら
涙を浮かべコスプレショーをやらされている。
そのうち「台本作ったんで、明日までに暗記してきて下さい。
明日ビデオに録画しますから。名演技期待してますよ」
などとシチュエーションまで設定され
九蓮はひとりになる度少女を思い出し苦悩した。
それも空しく事態はさらにエスカレートしていく。
オタクの女友達が日に日に増えていくのである。
8人にものぼるギャラリーの少女達の前でストリップを
やらされる九蓮。首にはチョーカー、頭にネコミミ、
体にはファッションとして血の付いた包帯を巻かれ
ツギハギだらけのぬいぐるみを抱きながら潤んだ瞳を向ける。
「誰にも見せられない僕の本当の姿です。
どうか…こんな僕を嫌わないで下さい」
台本通り台詞を喋ると黄色い歓声が降り注ぐ。
照明も音響も素人とは思えないほど本格的になり、
カメラの台数も増え、深夜は野外ロケまでするようになる。
裸で犬を抱いたり、女装でオナニーをさせられたり、
変質的な要望は肥大化しながら、九蓮はそのすべてに
応え従った。なぜこんな事になってしまったのか?
ふと我にかえる。
「(ひょっとしたら、望んでいたのかもしれないな…)」
黒く歪んだ少女達の笑顔の前で
九蓮は天使のようなあどけない表情を
お芝居ではなく、 既に自然にするようになっていたのだった。

140

中目黒野生動物園は危機的状況にあった。
都心を切り開いて広大な自然公園を作ったものの、
客の入りが今一つだのである。
管理の面でもおろそかが目立ち、新しい動物も仕入れられず。
ついに動物たちは全てオスしか残っていないという問題まで。
これでは園内で自主的に繁殖させることができないではないか!
困った関係者は奇策に打って出る。
女性アルバイトの募集だ。15才以上24才未満完全下宿制。
朝昼晩と食事付き。一ヶ月の研修期間は時給900円で、
本採用1000円スタート。1年以上働ける方。
動物好きな元気で明るいスタッフお待ちしております!
早速集まってきたバイト希望者に面接室で催眠術を施す。
「あなたはシマウマです。群れに帰って子作りに励んで下さい」
強力な暗示によって子宮まで変化してしまったのか、
早速新人バイトはすっぽんぽんになってシマウマの群れへ。
オスたちとの交尾にあけくれ妊娠するのでした。
こうして野生動物と一緒に100人もの全裸の女の子たちが
各々の催眠術に従って動物園の至る所で盛り付き、
じゃんじゃん繁殖が始まりました。
そうした退廃的世界を一目見ようと客足も増え、
野生動物の感動物語と銘打ってテレビ放送まで始まった。
毎週クライマックスは女の子の出産シーンを放送。
そのお腹から何が出てくるのか…視聴率はうなぎ上りだ。
ただ、時折お客が勝手に女の子に種付けしていくこともあり、
本当に人間の赤ちゃんを生んじゃうなんてアクシデントも!
中目黒野生動物園は平日10万円祝日12万円で大人気です♪

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