22.終わる世界

もはや早坂は何の抵抗もしなくなっていた。
何匹も中に出され、その度に絶頂した少女は、
だらしなく股を開ききって、次なる受胎を待つ。
幼虫たちの詰まった腹は大きく膨れ、
納まりきらなかった幼虫たちが惨めに溢れ、
早坂の肢体の上で力つき息絶えている。
子宮の奥深くへ直接元気な肉のナメクジを
打ち込まれる衝撃は、重ねてイくほど快感を増し、
自我を失っていった。
一通りに輪姦された早坂は怪虫たちに囲まれ、
その中心で喘ぎ悶えている。
「…あ、  ぁ、 ぅ… ぅえぇっ!」
暴れる腹の底を抱えて嘔吐。
「(殺して殺して殺して!!!)」
頭が割れそうだ。
全身を灼かれている。
恐怖と絶望は臨界点を超えた。
五感が鋭敏になって混乱。
精神が壊れる。
精神が壊れる。


その時、

凄まじい衝撃が次元を揺らした。
鼓膜が破れるほどの轟音が爆発し、
感じるすべての存在がねじ曲がったようだった。

 

「ーーーーー   ー ー  ー    」

 

 

激しい地震が早坂を弄んだ。

幼虫たちが生まれていく。
しかし、その産声の嵐は、
早坂の耳に届いていたのだろうか?

 

早坂は白眼を剥いて笑っていた。

落ちてくる天井片に何匹かの怪虫が押し潰され
臓物を飛び散らせていた。

 

世界が終わるようだった。

 

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